PROCESS&COST

株式会社STN建築工房一級建築士事務所は、わかりやすく言うと「家づくりの相談所」のようなところでありたいと思っています。家のことを考え始めたときに「何から手を付けて、どう進めたたらいいのか?」と聞ける相談相手がまず必要だと考えているからです。ただ、いきなりお会いすることや家をお見せいただくことはなかなかハードルの高いことだと思いますので、まずは連絡をして下さい。その上でメールや電話、面談にて相談してみて下さい。相談内容が固まっていなくても大丈夫です。まだ建築士(建築家)に住宅の設計を依頼することを迷っておられる方だけでなく、様々な理由、例えば土地の形状や所有の問題などによりハウスメーカーで新築できなかった方や、親から譲り受けた家を建て替えたほうがいいのか、リフォームしたほうがいいのか迷っていらっしゃる方。法律上または家族の問題で建て替えが難しい方。リフォーム規模の大小関わらず、まずどうしたらいいのかお困りの方からのご相談もお受けしています。とにかく当方に設計を依頼する依頼しないに関わらず、疑問や不安要素を取り除くことができるよう丁寧に話し合いながら納得のいくプロセスで進めていくように心がけていますので、まずは連絡ください。

 

 連絡後のご相談  

費用:無料 

お手持ちの図面や測量図などをお持ちいただき、お客様の家に対する思いや具体的な要望、ご予算などをお伺いしてどのように進めたらよいのかアドバイスいたします。想定される規模からの設計料や工事費そして設計・工事期間などのお話をいたします。ぼんやりとしていた家づくりのイメージが少しずつクリアーで具体的なイメージへと移行していくと思います。そこで、株式会社STN建築工房へご依頼いただけるかどうかご検討ください。

 

 調 査 業 務  

費用:3万円+ ※1

建築の設計を行うにあたって、敷地調査はとても重要です。お客様と計画敷地を訪問し、敷地と道路との位置関係、周辺建物の状況、高低差などの調査を行います。同時に、行政機関からの関連法規・条例等のヒアリングを行い、建物の大まかな配置、間取りやボリュームを検討します。

 ※1 事務所から約50km県外は別途旅費交通費が必要となります

 

  基本設計業務  

費用:15万円(税別) + ※1

上記の調査業務を含めて、具体的なプランニングを行います。内外装のデザインの方向性も模型や3Dイメージを駆使して追求していきます。「自分たちの暮らしかた」のイメージを具現化していくステージです。基本設計の内容をもとに建築費の概算見積もりを取り、計画上問題があるか確認をします。仕上げ表、配置図、各階平面図、立面図、断面図、3Dイメージ、スタディ模型等が成果品となります。

 

 実施設計業務 

基本設計で決まった内容をもとに実際に工事ができる(詳細な見積もりの取れる)詳細な設計(実施設計)へと進みます。実施設計では意匠設計とともに構造設計や設備設計を行い、性能、機能はもちろん、収納の内容やコンセントの位置など細かいことを決めていきます。完成した図面をもとに、工事会社の選定と工事見積もりの内容確認や調整を経て工事会社との請負契約に立会います。

 

  確認申請業務 

確認申請や許可申請、条例に合わせ各申請を行います。許可申請や開発申請など特殊な申請が必要になる場合には、申請のための手数料や申請図書作成費などの別途費用が発生することがありますが、これらは役所調査を行い、法規関連のチェックを行った段階で予めご説明させて頂くように致します。手続き完了後工事着工となります。

  

 施工監理業務 

建設会社が実施設計図面の通りに工事しているか、工程に遅れが出ていないか、様々なことをチェックします。お客様と工事中の現場を視察しながら、工事現場代理人を含めた三者での最終確認を行いながら夢の実現を確実なものへと近づけます。建物が完成した後、実施設計図面通りに出来ているか、ミスは無いか検査を行います、その後お施主様に検査をして頂きます。同時期に役所や消防、その他の行政検査を行います。

 

 お引き渡し 

お客様と株式会社STN建築工房一級建築士事務所による建物の検査が全て終わりましたら、お引き渡しとなります。関係業者とともにカギのお渡し、設備機器の取扱説明、保証期間、その他建物を使用するために必要なご説明をさせて頂きます。建物の竣工写真の撮影も行わせていただきます。

  

< 設計料(業務報酬) > 

 設計料の目安については以下を参考にして下さい。プランニングでいただいた費用は設計料に充当いたします。下記の数値はあくまでも目安ですので、ご契約の際には詳細の計算を行いご説明させていただきます。工事の大きい小さいに関わらず、クライアントにとっては大切な予算です。設計していくプロセスの中でしっかりと話し合いながら、あくまでも設計料も含めてご希望コストのなかで納めるよう心がけています。クライアントの予算に対して最大限に効果と満足度を上げるための設計を心掛けています。多くの設計事務所では、住宅建設時の工事費を基準に設計料を算定しています。一般的には工事費の約10%〜15%とされています。たとえば、工事費が3,000万円の住宅の設計料は300万円〜450万円が目安になります。

 【設計料について】

 設計料 = 工事費 × 設計料率

※設計料には建物の申請手数料は含みません

※特殊な構造や、複雑な建物の場合、別途技術料を頂く事があります。

  【工事費算出の目安について】

木造住宅の場合  60万~90万/坪

鉄骨造、鉄筋コンクリート造全般の場合  80万~120万/坪

※工事費には家具備品、広範囲に及ぶ外構工事等は含みません

 

 設計料率について

概算設計料算出用設計料率表

工事費

1

2

3

4

500万円

9.94%

11.04%

12.14%

14.35%

1000万円

9.11%

10.12%

11.14%

13.16%

2000万円

8.36%

9.28%

10.21%

12.07%

3000万円

7.94%

8.83%

9.71%

11.47%

4000万円

7.66%

8.51%

9.36%

11.07%

5000万円

7.45%

8.28%

9.11%

10.76%

~7000万円

7.14%

7.94%

8.73%

10.32%

1億円

6.83%

7.59%

8.35%

9.87%

1.5億円

6.50%

7.22%

7.94%

9.48%

2億円

6.27%

6.96%

7.66%

9.05%

3億円

5.96%

6.62%

7.28%

8.60%

5億円

5.59%

6.21%

6.83%

8.07%

7億円

5.36%

5.95%

6.55%

7.74%

10億円

5.12%

5.69%

6.26%

7.40%

15億円

4.87%

5.41%

5.95%

 

20億円

4.70%

5.22%

5.74%

 

30億円

4.47%

4.96%

5.46%

 

50億円

4.19%

4.66%

5.12%

 

建物の用途に供する分類

第1類 工場、車庫、格納庫、市場、倉庫 等

 第2類 体育館、学校、研究所、庁舎、事務所、駅舎、百貨店、店舗、共同住宅、診療所 等

 第3類 銀行、美術館、博物館、図書館、劇場、公会堂、映画館、旅館、ホテル、料理店 等

 第4類 戸建住宅(木造、鉄筋コンクリート造、組積造 等)

 

【設計料支払いのフローについて】

設計監理契約時

基本設計完了時

確認申請料

実施設計完了時

竣工時

設計料×25%

設計料×25%

別途

設計料×25%

設計料×25%

 *設計料のお支払いについては、各業務終了時点にお願いしております。